足立朝日

お菓子なあだち 14品目

掲載:2022年5月5日号
ようかん
「㈲満屋」
江北7-19-3
TEL3898・0016


 鹿浜菜の花中学校のそばにある満屋は、昭和59年(1984)創業のようかん製造会社だ。創業者の中園満人氏が他界した後、会社存続のために松戸市にあるお菓子の総合商社㈱宮田の傘下に入り、現在の菊地良行氏が社長に就任した。
 同社では、大企業では難しい小回りを利かせたOEM(=他社名義の製品を製造すること)の商品を中心に製造している。その中には、ようかんの一般的な材料である水飴を使わずに製造するものもある。水飴の味にはクセがあるため、使わないことで後味がスッキリしたようかんになるという。
 商品は、海の成分にがりを含み、深くまろやかな甘みのあるぜいたくな味わいが特徴の赤穂の天塩を使用した「こだわり塩ようかん」、埼玉県産狭山茶を使用した「お茶ようかん」、千葉県産落花生を使用した「落花生ようかん」、鹿児島県産さつま芋のペーストを使用した「お芋ようかん」、北海道産小豆を使用した「本煉一口ようかん」などバラエティー豊富だ。価格は300円~。
 区内では、二木の菓子(鹿浜店)や焼きたてパン工房サンベルゴ(梅田8-10-1)などで販売されている。

写真上/お茶のお供にぴったりのようかん
下/ようかんをスタッフが袋詰め