足立朝日

日頃の成果を披露 相撲甚句

掲載:2007年11月5日号
◆◇日頃の成果を披露 相撲甚句
 相撲甚句教室の講演発表会が10月6日、竹の塚地域学習センターで開かれた。
  日本相撲甚句協会幹事の林太一さん(足立三丁目在住)が指導しているもので、中央本町、舎人、竹の塚の3学習センターによる合同イベント。教室を始めて2年目の中央本町、1年目の舎人相撲甚句会からそれぞれ8人が、初発表に出場した。
国錦師範(中央)、林さん(右)と一緒に
「ハァー、どすこい、どすこい」

 林さんの拍子木の合図で、メンバーは「祝いの甚句」など日頃の成果を披露。「ハァー、どすこいどすこい」と声を合わせた。娘の久美さんに勧められて始めた小倉敏幹さん(71歳)は最初は乗り気ではなかったが、「4カ月やって、腹の底から声が出せて健康にいい」と今ではすっかり虜に。久美さんの見守る前で堂々と歌声を披露した。
  後半は林さんの師匠で、日本で唯一の相撲協会教習所相撲甚句講師の国綿耕次郎師範が特別出演。朗々と響く歌声に、参加者たちは惚れ惚れと聴き入った。