足立朝日

あだちけいおんフェスタライオンズカップ2022 新田高校が優勝!

掲載:2022年7月5日号
 6月5日(日)、西新井文化ホールで、東京足立ライオンズクラブ(渡辺隆之会長)主催、足立朝日後援の「あだちけいおんフェスタ ライオンズカップ2022」が、開催された。
 新型コロナウイルス感染拡大のため、一昨年は開催中止、昨年は無観客のライブ配信で実施されたが、今回は感染対策を徹底し、久しぶりの有観客での開催となった。開会式で渡辺会長も「審査員含め皆さんが楽しく演奏してくれることが一番うれしく期待してることです」と挨拶。
 出場は、出演順に足立、足立東、足立西、上野(台東区)、新田、江北の都立高校から5バンド。自分たちが作詞作曲した1曲を演奏し、競い合った。
 審査の結果、いつの間にか置いてきぼりにされてしまった時のような劣等感を歌詞にした曲「十三夜」を演奏した女子5人組バンド「はざま」の新田高校が優勝。優勝インタビューでは「ミスしてしまいダメだと思っていたので、優勝出来てとっても嬉しいです」と語った。
 準優勝は足立東の「モモライチ」。特別賞は、区長賞に足立の「Asterhythm(アステリズム)」、区教育委員長賞に上野の「Mrs.Monet(ミセスモネ)」が受賞した。
 また、今年もゲストバンドが2組登場。一組目は、けおいんフェスタ2018年優勝の足立新田OBバンド内の2人が音楽系専門学校で出会ったメンバー3人と結成した「Griev fib(グリーフフィブ)」、二組目は同大会で準優勝だった足立西の3人組ガールズバンド「Digress(ディグレス)」が圧巻のライブを披露した。
 司会は、今年も芸人の木曽さんちゅう氏が務め、審査員には足立中央ライオンズクラブの橋本初雄審査委員長、NAONのYAONプロデューサーの加藤宗弘氏、元BACK―ONのSHU氏、タレントの時東ぁみ氏ら6人。
 審査員は「皆さんが楽しめるかどうが一番大切」「人にわかりやすく伝えるためには演奏中の表情や仲間とのアイコンタクトをすると、楽しさが見ている人や聞いている人にも伝わると思う」「ステージに立つのが大事です。今後も色んなステージにチャレンジしていってください」などと講評し、健闘を讃えた。

写真上/優勝を喜ぶ新田高校のメンバー
中/惜しくも準優勝となった足立東高「モモライチ」の演奏
下/参加者一同