足立朝日

◆◇経済のエキスパートがエール　千寿青葉中
　千寿青葉中学校（花岡惠三校長）が10月10日、創立５周年の記念講演会を行った。ＰＴＡ（國分重明会長）、開かれた学校づくり協議会（尾後家省吾会長）が協力。講師は日本アイ・ビー・エム㈱最高顧問、経済同友会終身幹事の北城恪太郎氏。

エールを送る北城氏
　 講演のテーマは「未来に生きる生徒たちに望む―21世紀に求められる人材について―」。北城氏はＩＢＭ入社１年目で、得意の英語を生かして奨学金留学を果たした。英語に力を入れるきっかけが中学卒業時の担任の言葉だったことや、今でもカードを持ち歩いて勉強していることなどを語り、「人生にはいろいろなきっかけがある。それに気づいて努力すれば、将来の役に立つことがある」とエールを贈った。
　 終了後は生徒たちが活発に質問。北城氏の「会社が求める人材は、自分で考える能力が必要」のアドバイスに、「考える能力を高めるにはどうしたらいいか」など熱心に聞いていた。