足立朝日

和文化って楽しい! 殺陣や竹あかり 「まほろば」のワークショップ盛況

掲載:2022年9月5日号
 子どもたちが気軽に和文化に親しめるイベントが、8月16日(火)、西新井ギャラクシティで開かれた。主催は和文化継承委員会まほろば(榎本龍晃代表)で、ギャラクシティ指定管理者みらい創造堂との共催。
 昼間は施設内数カ所で遊んで学べるワークショップ、夕方からはホールで和楽器ファミリーコンサートという2段構えで、1日通して和と触れ合える企画がもりだくさん。
 ワークショップはティッシュ箱、洗濯ばさみ、輪ゴムを使ったミニ箏づくりや風ぐるまづくりなどがあり、中でも人気だったのは、好きな色を塗ってオリジナルに仕立てられる狐面づくりで、高校生も熱中していた。
 竹あかりづくりは、いくつかの模様からデザインを選んで電気ドリルで穴を開け、中にLEDライトを入れるというもので、希望者は和コンサートのステージに飾ることも。加藤康成くん(10)は、雑誌で見て来たがったという妹の友佳さん(6)と母親と3人で大田区から初めてギャラクシティに来場。スタッフの指導で電動ドリルの扱いに挑戦し、完成品に灯りを入れると「難しそうだったけど出来た!」と出来栄えに満足そうだった。
 直径70㎝ほどの「巨大だるま落とし」や、本格的な殺陣を体験できる「侍体験」などもあり、どのコーナーも子どもたちの笑顔で溢れた。

写真上/電動ドリルで竹に穴を空けてデザイン
下/完成した竹あかり