足立朝日

お菓子なあだち 17品目

掲載:2022年9月5日号
あられ「古性製粉所」
伊興3-22-16
TEL3899・1672


 伊興七福神の弁財天、毘沙門天、大黒天が祀られていることで知られる実相院の目と鼻の先にあるのが「古性製粉所」だ。ここでは、山形県産のもち米「ヒメノ」を精米して作ったあられを製造している。
 3代目の古性芳男社長(55)は、伊興小、第十四中出身と生まれも育ちも足立っ子。芳男社長の祖父が、約70年前に餅屋として創業。30年ほど前から、あられの製造を始めた。
 同店のあられは「食べ出したら止まらないおいしさ」と購入者から評判で、贈答用として利用する人も多い。
 味は7種類で、一般的な「揚げあられ」(140g300円)、油を使わず醤油で炒った「田舎あられ」(130g300円)、大き目サイズの「あげっ子」(140g300円)、乾燥昆布が入った「昆布あられ」(280g550円)、のりの風味香る「磯の味」(140g300円)、お客さんの声から生まれた「ブラックペッパー」(270g550円)、岩塩を使用した「あげっ子塩味」(130g3
00円)。価格は税込。
 商品は、併設の直売所で購入でき、あられ以外に切り餅も販売している。営業時間は午前10時~午後6時、日祝定休。

写真上/各種あられがズラリ! 写真手前は昆布あられ
下/(左から)古性社長、母の由紀子さん、妻の雅子さん