足立朝日

千住宿の模型を地元で公開 郷土博物館

掲載:2007年11月20日号
◆◇千住宿の模型を地元で公開 郷土博物館
 北鹿浜小学校(笹木功校長)の金管マーチングバンドが、9月 郷土博物館の出前展示が10月1~14日、東京芸術センターで行われた。「宿場と絵の風景」のテーマで、1階エントランスで千住宿模型、3階会議室では近世近代の風景画が公開された。
  千住宿の模型は50分の1スケールで、1986年の博物館開館以来、常設展示されているもの。間口が狭く奥行きのある当時の家、商家の蔵などが臨場感溢れる精密さで再現されている。
  緑町在住の女性は「友人の家が旧道にあった。通りの目線で見ると、町の中に自分が立っているようで面白い」と身を屈めて、模型を縦方向から熱心に眺めていた。
  3階には浮世絵や東山魁夷をはじめ近代名画のほか、浮世絵の製作工程写真なども展示され人々の目を楽しませた。


千住宿の昔の暮らし想う