足立朝日

足立成和信金の佐久間さんに感謝状

掲載:2007年12月5日号
◆◇文字の乱れで気づく
振り込め詐欺を未然に防止
足立成和信金の佐久間さんに感謝状

 足立成和信用金庫(初鹿野惠太郎理事長)旭町支店が、振り込め詐欺を未然に防ぎ、千住警察署(髙橋正夫署長)から感謝状を贈られた。
  10月15日午後2時頃、70代女性が「孫の友達が困っているから、50万円振り込みたい」と窓口で手続きを依頼。接客した行員のお手柄の佐久間さん(右端)と松場支店長
佐久間頼子さんが不審に思い、その場で女性に孫に電話するよう説得、振り込め詐欺であることがわかった。
  佐久間さんは松場孝一支店長と千住署を訪れ、署長から感謝状を受け取った。「振込用紙に記入された字が乱れていたので、おかしいと思った」と話す。
 千住署管内で発生した振り込め詐欺は、9月末の時点で18件、被害額は2190万円にものぼる。高齢者の多い柳原に集中しているという。最近の手口は、「携帯番号を変えた」と事前に連絡してくるもの。千住署では「まず本人や家族に、番号を変更したか確認して」と呼びかけている。