足立朝日

西綾瀬の松井さんが激写 カルガモの池にクイナ

掲載:2022年11月5日号
 西綾瀬在住の女性カメラマン松井美子さんが、綾瀬6丁目のカルガモの池付近で区内では珍しいクイナの撮影に成功、写真とともに喜びの声を送って来た。 
 松井さんによると、都立東綾瀬公園の通称「カルガモの池」でカワセミを狙いカメラを構えていた。ふと、水路の縁を見下ろしていると、しっぽをピンと揚げてる茶色っぽい鳥が見えた。すぐさま、カメラを向け連写、名前が分からずその場に居た仲間に確認してもらったところクイナと判明!
 松井さんは「この付近では、カワセミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリなどを撮ってきましたが、クイナは初めて。この珍しい鳥が撮れたことに自信がつき、いろんな場所を探そうと思っています」と話した。
【メモ】クイナ=全長は平均で29㎝。「クックッ」と聞こえる声を出す。背の高い草に覆われた湿地、池沼畔、河川畔などにすんでいるが、薮の中にいることが多いので姿を見ることは少ない。さらに危険が近付くと背を低くして足早に草の中に逃げ込む。(サントリーの「愛鳥活動」より)