足立朝日

第十四中2年生 足立朝日で記者体験

掲載:2022年12月5日号
 第十四中学校(西竹の塚1-8-1、塚原洋校長)2年の丸山萌絵乃さんと青柳我空さんが11月17日(木)、職場体験の一環として足立朝日新聞記者に同行し、記者体験をした。
 コロナ禍を考慮した時短スケジュールであったが、2人は午後一番で名刺交換方法、記者の心得などを習得。その後、ギャラクシティに向かい、文化事業の又場聡さんと、広報担当の山田貴大さんを取材した。又場さんには「作品・予算の決め方」「苦労ややりがい」など、山田さんには「広報の仕事内容」「大変なことやうれしいこと」などについて質問。
 それぞれ「1本の作品の予算は、席数×チケット料金で出し、それに見合った作品創りをする」「2時間の作品を上演するには、その1年前から綿密な準備に入り、上演後は装置の解体や撤収など力仕事も必要で、制作という仕事は決して楽ではない。でも、終演後のお客様の笑顔を見ると全てが吹き飛び、喜びを感じる」「公演が決まると、ホームページやSNSでの告知、広告やチラシの手配など情報発信するのが広報」「情報に間違いがあってはならないので、徹底的に行う確認作業に気を使う。作品が成功し、お客様の笑顔にうれしさを感じる」などの回答を得た。
 最後に「中学生へのアドバイス」を求めた2人に「大人になって後悔がないように、今のうちに何でも経験して自分の糧にしてほしい」という言葉が贈られた。
 記者体験を終え、2人は次のように成果を語った。「相手の目を見ながら話すことの大切さと、楽しい舞台の裏側には多くの苦労と努力があることを知った」(丸山)「この取材のように、違う年代の人と関わることの大切さを感じた。お客様の笑顔のために辛いことも乗り越えられるという言葉が心に残った」(青柳)

写真/左から青柳記者、丸山記者、又場さん、山田さん