足立朝日

六木ニ丁目町会 要支援者 避難訓練実施

掲載:2022年12月5日号
 10月30日(日)、六木2丁目の中央公園そばにある六木ニ丁目町会会館には、町会役員を中心にした住民たちが三々五々集まってきた。これは、町会レベルでは初の「要支援者」避難訓練。要支援者とは、手助けが必要なお年寄りや障がい者のこと。
 六木ニ丁目町会(石上昌弘会長、190世帯)は、中川に隣接していることから、台風が来襲時に水害の発生が予想されるため、以前から訓練の必要が話し合われてきた。
 今回は、8月に第1回の集まりを持ち、4回の会合を経ての開催となった。コロナ禍に伴い、各16人の町会役員と組長、婦人部役員、子供育成部役員ら35人が参加。
 町会を4ブロックに分け、各ブロックごとに誘導隊を組織し、組長を中心に、近隣の要支援者を町会会館へ避難させた。
 石上町会長は「今回の訓練で、要支援者を町全体でサポートするという意識と体制が確認されました。さらに訓練を重ね、万が一に備えたいと思います」と話した。

写真/組長らに誘導され、町会会館(右側)に避難する皆さん