足立朝日

千住本町商店街で大名行列 子どもたち約30人が参加

掲載:2022年12月5日号
 11月6日(日)、千住本町商店街(鈴木健嗣理事長)で「第3回こども大名行列」が開催され、約30人の和装の子どもたちが商店街を歩いた。
 このイベントは、同商店街通りが歴史ある旧日光街道で、子どもたちに古い町並みと商店街を知って欲しいという思いで2018年に始まった。新型コロナウイルスの影響により中止が続いていたが、2年ぶりに感染防止対策をしっかりとしながら開催することが出来た。
 子どもたちは千住ほんちょう公園をスタートし、「下に~、下に」という掛け声をかけながら北千住駅前の大通りを越えて、慈眼寺まで約1時間かけて歩いた。
 行列には、事前の抽選で選ばれた8人の子どもたちが籠に交代で乗り、お殿様、お姫様気分を味わった。カッコイイ袴姿で籠に乗った坂本龍くん(千住本町小3年)は「歴史が大好きなので、実際に籠に乗れてうれしかった」と笑顔で話した。ゴールの慈眼寺では、関所手形と引き換えにお菓子を受け取った。
 鈴木理事長は「久しぶりのイベントで子どもたちの笑顔が見られて良かった。将来はお客さんとして商店街で買い物してもらえたらうれしい」と語った。

写真/様々な仮装をした子どもたちが大名行列に参加した。手前左が鈴木理事長=慈眼寺で