足立朝日

花畑の石井さん 「ノビタキを 撮りました」

掲載:2022年12月5日号
 花畑在住のカメラマン石井英治さん(64)が、小台の荒川土手でノビタキ(オス)の写真を撮った。
 石井さんによると、11月4日(金)午前9時頃、鳥仲間からの情報で、小台1丁目の江北橋緑地(西新井橋と扇大橋の間)に行ってみたところ、3人がカメラを構えていた。近づくと草むらで一見スズメに見える鳥が止まっており、ファインダーを覗くとノビタキだった。周りを見回すと3~4羽が10m間隔くらいで飛んでいた。
 途中、上空にカラスに追われる猛禽が現れ、白い翼に黒い斑が見えたので何枚か撮り、確認するとコミミズクだった。荒川での目撃は初めてだったので、びっくりしたという。
【メモ】平均で全長13㎝。止まった姿は直立し、胸を張った姿勢が特徴。餌は昆虫類やその幼虫。ユーラシア大陸北部に広く分布・繁殖しており、冬期には南へ渡る。日本でも夏鳥として渡来し、北海道の草原、本州中部以北の高原、九州の高原などで繁殖。渡りの時には平地の草地、畑地、水田などでも良く見られる。(サントリーの「鳥百科」より)