足立朝日

連携プレー大切 救急救命講習

掲載:2007年12月5日号
◆◇連携プレー大切 救急救命講習
足立区体育協会・西新井消防署

 伊興センターで10月30日・31日の両日、足立区体育協会主催の「救急救命講習会」が開かれ、加盟団体の代表らおよそ30人が参加した。
  講習は、西新井消防署の坂元和明氏と小林明氏。初日は講習と実技で、2人1組になり人形を使っての実技が行われた。呼びかけ、気道の確保、心臓マッサージ、人工呼吸の実技をした。
  「気道を確保しただけでも息を吹き返す人もいる」、「マッサージはバウンドせず体の重さを使って押し、肘を曲げない」など説明を受けながら、取り組んだ。
 救急車が来るまで平均6分30秒かかるため、署員に「2分くらいのマッサージで疲れたといってる場合ではない」と叱咤され、実際に6分の実技を行った。参加者は「一人では自分の体力が続かないので、連携プレーが大切」と汗をにじませた。
  2日目は止血法とAEDの使い方、ペーパーテストを行い、合格者には救急救命者の資格が与えられた。


体重を使って押すことが大切