足立朝日

足立成和信用金庫 スタンドパイプを使った防災訓練

掲載:2023年1月5日号
 12月8日(木)、足立成和信用金庫本木関原支店(内野真一支店長)駐車場で、西新井消防署隊員の指導のもと、同信金駐車場の消火器具格納庫に保管されているスタンドパイプ・消火ホース・散水ノズルを使った防災訓練が実施された。
 当日は、同信金職員と地元の関原二丁目町会(浅井寛子会長)、関原二丁目南町会(関寺久夫会長)ら約30人が参加。
 スタンドパイプ(高さ1・2m×重さ約2~5㎏)は、火災の初期消火活動に使用するもので、道路上にある消火栓に直接接続する管。これに消火ホースをつなぎ、ノズルを回転させることで放水できる。操作も簡単で、毎分100覆以上の放水が可能だ。
 同信金と区は平成30年に包括連携協定を結び、区内11店舗にスタンドパイプを設置しており、いざという時に使い方に困らないように毎年いずれかの店舗を使い防災訓練を実施している。
 消防隊は「いざという時に自分の身は自分で守れるように、今回訓練したことを頭の片隅において忘れないようにしてください」とアドバイス。
 内野支店長は「今回スタンドパイプを初めて触ったという人もいて、訓練の大切さを改めて実感しました。信金職員が中心となって地域の皆さんと一緒に、地域のことは地域が守るを合言葉に協力し合っていきたい」と話した。

写真/消防署隊員によるスタンドパイプの取扱い方の説明