足立朝日

和の芸術祭 開催  子どもたちも 和の芸能を披露

掲載:2023年1月5日号
 12月10日(土)、東京芸術センター・天空劇場で「和文化継承委員会まほろば」(榎本龍晃代表)による「和の芸術祭」が開かれた。観客を入れての開催は3年ぶり。
 津軽三味線や踊り、民謡などそれぞれ一流の面々が、見事な芸を披露。この日のために稽古を重ねてきた子どもたちも、一緒に舞台に立った。太神楽では鏡味味千代さんの教え子たちが、傘の上に乗せた風船ボールを回して拍手喝采を浴びた。
 千住在住の振付師・ダンサーのパーツイシバさんと剣舞・殺陣の岡武蔵さんは、アニメーションダンスと殺陣のコラボに初挑戦。異ジャンルながら、息のピッタリ合ったスタイリッシュなパフォーマンスで魅せた。
 パーツさんは「空手をイメージして殺陣に合わせて振り付けたが、間違えるとケガをするので難しかった。今後もやっていきたい」と話した。
 和の芸能の可能性の拡がりを感じさせるイベントとなった。

写真/パーツイシバさんの
ダンス教室の発表