足立朝日

登竜門「漫才新人大賞」予選通過コンビ決定 5月10日「本選」へ

掲載:2023年3月5日号
 若手漫才師の登竜門「漫才新人大賞」(主催=一般社団法人漫才協会)に向けての予選が2月25日(土)、日暮里サニーホールで開催された。
 第21回を迎える今年は、1部・2部合計32組が各5分の話芸を競い、次の7組が予選を通過した(出演順)。「キラーコンテンツ」「ぽ~くちょっぷ」「なにわプラッチック」「ミーナ」「アマレス兄弟」「さくらだモンスター」「とんとん拍子」
 審査員はユウキロック・宮田陽・神田伸一郎(ハマカーン)各氏。「今回は接戦で、一度審査を終えたが、色々な意見が出て再度やり直した」という熾烈な闘いを勝ち抜いた7組は、5月10日(水)、国立演芸場で行われる本選に臨む。なお、予選当日の来場者による投票でもう1組が選ばれ、7組に加わる。投票結果は後日「漫才協会ホームページ」で発表される。
 個性派揃いの7組を代表し、次の3組が予選通過の喜びと本選に向けての意気込みを語った(インタビュー順)。
▼さくらだモンスター「呼ばれる名前が1部が多くて、僕たちはダメかなと思ったので、呼ばれて本当にうれしくて光栄。本番までにしっかり準備して、優勝を勝ち取りたい!」▼なにわプラッチック「去年もお客様の投票で残り、今年は一発で残れたのでうれしい。二人とも40を超えて新人大賞に臨んでいるので、そろそろ大阪の母を喜ばせたい。家賃2カ月分の賞金も欲しい!」▼とんとん拍子「通過予想が難しいコンビだったと思うので、残れてホッとしています。努力しました! 本番は10分なので5月まで一生懸命準備します。それとも歌いますか?」

写真/前列: なにわプラッチック、
後列左: さくらだモンスター、後列右: とんとん拍子