足立朝日

お菓子なあだち 21品目

掲載:2023年3月5日号
どら焼き、大福、最中など
「㈲喜田家」
千住緑町1-24-20、TEL3881・3303


 区内を中心に19店舗の和菓子店を経営する同社は、昭和30年(1955)に千住元町に創業した。社長の田口惠美子氏(76)は2代目。現在、後継者として20歳で同社に入社した中西浩樹氏(39)が次期社長として修行中だ。
4月には梅島店をカフェ併設の店舗にリニューアル予定で、「今後は和菓子を買うだけでなく、地域の憩いの場所としても利用できるお店を増やしていきたい」と田口社長。
 安心安全の国産原料、国内製造原料を使って作られる同社の和菓子。6種類のどら焼きは「六どら」と呼ばれ、①「六人衆(黒糖)」は出来立てふわふわ生地とあっさり粒あん②「小倉」は定番として親しまれる自慢の粒あん③「栗一粒」はその名の通り大き目の栗が一粒入った贅沢などら焼き④「きんとん」は白あんに刻み栗の入った上品な白あん⑤「あんバター」はハチミツとバターを加えたクセのあるおいしさ⑥「りんご」はリンゴの果肉感を生かしたあんにパンケーキのような生地が抜群。
 その他、もっちりした醤油生地で香りの良い黒胡麻あんが人気の「江戸太鼓」、クッキーのような味わいのバター香る生地とあっさりとした甘みのミルクあんがおいしい「東京1010」などいずれもお土産として人気の和菓子を多数製造している。
 ホームページは「喜田家」で検索。

写真上/東京1010(せんじゅ)
下/田口社長(左)と後継者の中西氏