◆◇鴨下環境大臣が垳川視察
温暖化防止は自分の足元から
10月21日、鴨下一郎環境大臣が八潮市と足立区の境を流れる垳川の視察に訪れた。「紅葉がきれいだが水が汚い。水がきれいになれば素晴らしい景観なのに」と肩を落とした。
視察後、第十三中学校(渡辺弘行校長)で「鴨下環境大臣と垳川及び足立・八潮の環境を考える懇談会」が行なわれた。
八潮市からは多田重美市長が訪れ「地球は真夏に毛布を被っているような状況と言われている。経済大国である日本が環境問題を訴え、足元から変えていかなければならない」と自身の周りから温暖化対策を実行していく大切さを訴えた。
神明は水に囲まれ、自然豊かな地域。現在はヘドロが堆積し、生活用水が流され、微生物もいなくなってしまった。
川をよみがえらるために酵母、乳酸菌などの善玉菌を丸めた「EM菌だんご」を投入する活動を行っている。投入してからヘドロの堆積量が1mから50㎝に減ったと、「がけ川ジャブジャブ大作戦」の宮村耕馬さんから報告があった。
六木小学校の「垳川を考える会」はアクリルタワシを配布している。「洗剤と水が少なくてすむので、多くの人に使って欲しい」と訴えた。
十三中の「ジャブジャブプロジェクトチーム」は現在82人。「遊べる川、生き物が棲める川」をテーマに垳川の水質調査をしながら、EMだんごの投入を続けてゆくことなどを発表した。
近藤やよい区長は「トラスト事業の後、小中学校に孤軍奮闘して頂き申し訳ない。発表は胸に詰まるものがありました。生徒たちには『自分たちがその気になれば、変えることができる』ということを教えていくのが大人の使命。平成泉橋で水を浄化しているが追いつかない。綾瀬川から水をもらい、垳川をきれいにするしかない」と、綾瀬川から環境用水の導入を大臣にお願いした。
鴨下環境大臣は「みなさんの思いをしっかり受け止めて、次の世代に美しい自然を残すことが大事。環境省はしっかりとみなさんのお手伝いし、国土交通省、都とも話し合い検討する」と応えた。

垳川を視察する鴨下環境大臣
温暖化防止は自分の足元から
10月21日、鴨下一郎環境大臣が八潮市と足立区の境を流れる垳川の視察に訪れた。「紅葉がきれいだが水が汚い。水がきれいになれば素晴らしい景観なのに」と肩を落とした。
視察後、第十三中学校(渡辺弘行校長)で「鴨下環境大臣と垳川及び足立・八潮の環境を考える懇談会」が行なわれた。
八潮市からは多田重美市長が訪れ「地球は真夏に毛布を被っているような状況と言われている。経済大国である日本が環境問題を訴え、足元から変えていかなければならない」と自身の周りから温暖化対策を実行していく大切さを訴えた。
神明は水に囲まれ、自然豊かな地域。現在はヘドロが堆積し、生活用水が流され、微生物もいなくなってしまった。
川をよみがえらるために酵母、乳酸菌などの善玉菌を丸めた「EM菌だんご」を投入する活動を行っている。投入してからヘドロの堆積量が1mから50㎝に減ったと、「がけ川ジャブジャブ大作戦」の宮村耕馬さんから報告があった。
六木小学校の「垳川を考える会」はアクリルタワシを配布している。「洗剤と水が少なくてすむので、多くの人に使って欲しい」と訴えた。
十三中の「ジャブジャブプロジェクトチーム」は現在82人。「遊べる川、生き物が棲める川」をテーマに垳川の水質調査をしながら、EMだんごの投入を続けてゆくことなどを発表した。
近藤やよい区長は「トラスト事業の後、小中学校に孤軍奮闘して頂き申し訳ない。発表は胸に詰まるものがありました。生徒たちには『自分たちがその気になれば、変えることができる』ということを教えていくのが大人の使命。平成泉橋で水を浄化しているが追いつかない。綾瀬川から水をもらい、垳川をきれいにするしかない」と、綾瀬川から環境用水の導入を大臣にお願いした。
鴨下環境大臣は「みなさんの思いをしっかり受け止めて、次の世代に美しい自然を残すことが大事。環境省はしっかりとみなさんのお手伝いし、国土交通省、都とも話し合い検討する」と応えた。

垳川を視察する鴨下環境大臣