千住を舞台にした「千住落語」の第2回が4月9日(日)、千住5丁目にある安養院で行われ、約80人が千住落語を楽しんだ。
内藤良家住職の挨拶の後、初回で松尾芭蕉を語った真打の春風亭柏枝(48)が、再びお囃子にのって舞台に上がった。今回は、一時千住に住み、医師として活動していた若き日の森鷗外が登場する創作ネタを披露。
千住市場で野菜を仕入れ、千住大橋を掛け声を掛けながら荷車で懸命に越えようとしていた「やっちゃん」と、荷車押しの軽子(人足)の二人が、軍服姿でたたずんでそれを見ていた森鷗外を、代表作「舞姫」の話をからめてひやかすという話で客を笑わせた。
この千住落語の影の仕掛人、「千住文化普及会」の櫟原文夫代表(71)は「千住ゆかりの有名人が続いたが、徐々にやっちゃ場や千住の日常の人情噺などに切り込んでいきたい」と話した。
第3回は、日程など未定だが、引き続き読者を招待の予定。詳細と募集は、6月号に掲載。
【メモ】「千住落語」の問合せ=TEL080・5426・7238(藤井)
写真/今回も熱演の春風亭柏枝=千住5丁目の安養院で

千住市場で野菜を仕入れ、千住大橋を掛け声を掛けながら荷車で懸命に越えようとしていた「やっちゃん」と、荷車押しの軽子(人足)の二人が、軍服姿でたたずんでそれを見ていた森鷗外を、代表作「舞姫」の話をからめてひやかすという話で客を笑わせた。
この千住落語の影の仕掛人、「千住文化普及会」の櫟原文夫代表(71)は「千住ゆかりの有名人が続いたが、徐々にやっちゃ場や千住の日常の人情噺などに切り込んでいきたい」と話した。
第3回は、日程など未定だが、引き続き読者を招待の予定。詳細と募集は、6月号に掲載。
【メモ】「千住落語」の問合せ=TEL080・5426・7238(藤井)
写真/今回も熱演の春風亭柏枝=千住5丁目の安養院で