足立朝日

「知らない路地の映画祭」行わる 新作5作品を放映

掲載:2023年5月5日号
 千住の路地を舞台に、シナリオづくりから出演まで、すべて一般の参加者による映画を集めた、年に一度の手作りの映画祭が、4月29日(土・祝)、30日(日)に生涯学習センター学びピア21の4階講堂で開催された。
 2015年から行ってきたアートプロジェクトで、2018年からは参加者自らが運営する制作委員会を設立。これまでの上映作品は27作品。
 今回上映されたのは、現役大学生2人が脚本・監督した青春映画「おそろいリベンジ」、足立区に暮らす作家の自伝的ドキュメンタリー「蝦蛄んぬ」、電波がない不思議な路地での出来事を描く「Have a nice…」、心のスイッチが入ると流れるラヂヲ番組の話「ラヂヲル」、ある日常に現れたミステリアスな物語「日常」の5本。
 「作品を通しての人の出会い、まちの変化がわかる作品が集まった」と、制作委員会の工藤理佳子代表は話した。

写真/今回の参加メンバー=生涯学習センター学びピア21講堂で