足立朝日

「路地裏アートプロジェクト」 西新井の盛り上げに動く 潤徳女子高生によるシャッターアート

掲載:2023年6月5日号
 「西新井を盛り上げたい」と2年前から活動している「路地裏アートプロジェクト」(高橋純子代表)が、過去に西新井大師周辺にある商店街の店舗のシャッターアートを何枚も手掛けてきた潤徳女子高校に、大師裏の商店街にある美容室「彩生」(西新井6-40-10)のシャッター絵画を依頼した。

 同プロジェクトは、「介護用品の店いきいき」の高橋さん、「Brilliant Me Dance Studio」の山桃子さん、「おせっかい子育てプロジェクト」の染谷江里さんの3人で立ち上げた団体。区の「まちづくりトラスト助成金」を使い、昨年10月に大師北参道商店街で、今年3月に西新井第二小で地域を盛り上げるイベントを開催してきた。
 今回シャッターアートに参加した生徒は、澤邉芽生さん、堆朱穂乃加さん、利守美紀さん、飯嶌美乃さん、三友月花さんの3年生5人と、福田莉奈さん、石川真由夏さんの2年生2人。
 デザイン画を考えた澤邉さんは「大師をイメージした五色幕と提灯に、お店の方の要望で花魁を描きました。難しかったですが、楽しく作業できて、貴重な経験になりました」と話した。
 高橋代表は「西新井の裏通りには、玉ノ井部屋もあり外国人観光客も多く訪れます。その人たちが、通り道にあるアートで記念撮影をしてもらえれたらうれしい。そして、今後もイベントやシャッターアートを続けていくことで、西新井が賑やかになって欲しい」と話す。
 近く同プロジェクトのSNSも開設予定で、イベントの告知などはそこで行う。

写真上/シャッターアートを描いた潤徳メンバー(右から2番目が澤邉さん)
下/路地裏アートプロジェクトの左から高橋さん、山さん、染谷さん