足立朝日

玉ノ井部屋力士と園児、お年寄りが餅つきで交流

掲載:2008年1月5日号
◆◇玉ノ井部屋力士と園児、お年寄りが
餅つきで交流 千住桜花苑

 昨年6月に開所した特養老人ホーム千住桜花苑(社会福祉法人聖風会・近藤常博施設長)で12月10日、餅つき大会が開かれた。
  同苑は地域の防災・交流拠点の役割も担う施設であることから、入所者とデイ通所者のほか、隣接する千住保育園園児、グループホーム千住さくらの利用者が招かれた。
  玉ノ井部屋(西新井)の力士・星東、池田関と、木村行之介行司が協力。力士2人がまわし姿で杵を振るうのに合わせて、園児たちの元気な「よいしょー!」の掛け声が飛んだ。
  また、園児とお年よりも餅つきに挑戦。千住さくら利用者の88歳の女性は「普段は足がふらふらしているけど、やり遂げられてよかった」と明るい笑顔で話した。
  餅つき後は、子どもたちが相撲を体験。体の大きな力士相手に奮闘し、押し出しで勝つと大喜びだった。みんなでつきたてのお餅を食べ、ひと時の交流を楽しんだ。


星東、池田関が力強い餅つき