足立朝日

2024年開業予定 竹ノ塚駅 高架下に商業施設

掲載:2023年6月5日号
 竹ノ塚駅周辺の高架下に、アーケード商店街が誕生する。
 地域住民の長年の願いだった竹ノ塚駅の高架化は10年の工期を経て、昨年3月20日に完了。これにより2カ所の「開かずの踏切」が解消され、分断されていた東西のまちが一体となる。
 立体化にあわせて新駅舎も整備されたが、以前店舗が入っていた駅ビルは閉鎖されたままで、再開が待ち望まれている。
 商業施設ができるのは高架下スペースで、敷地面積約5300㎡(約1600坪)。地上1階建てで、食料品や飲食店を中心に、生活雑貨など日常の買い物に利用できる約25店舗を誘致する。
 延床面積は約3300㎡(約1000坪)、店舗面積は約2300㎡(約697坪)で、工期は今年6月~来年5月の予定。施設名称やコンセプト、店舗等は未定。2024年度上期の開業を予定している。
 また、東口のロータリー正面の区画については、同駅員によると「まだ発表できないが、商業ビルになる」とのことだ。
 東武鉄道は2022年3月31日(木)に足立区、独立行政法人都市再生機構と竹ノ塚駅周辺のまちづくりに関する協定を締結し、まちづくりの検討と推進について連携・協力してきた。今後も沿線エリアの特長を活かし多世代が暮らしやすい街づくりの実現に向けて、地域住民の生活利便性とさらなる沿線価値向上を図っていくとしている。

写真上から①商業施設のイメージ
②商業施設のイメージ
③商業施設配置(イメージ)
④木材を多用した竹ノ塚駅の現在の正面
⑤谷塚方面から西新井方面を見た現在の高架下
⑥建築計画の看板