足立朝日

あの町この店

掲載:2023年6月5日号
和食料理「善」
古千谷本町1-14-35
TEL4296・6727

個性の和食料理でお酒を楽しもう


 高い天井と明るい吹き抜けの店内でゆったりと食事、お酒が楽しめるお店。馬場善彦店主(40)は、地元伊興中、江北高出身。大学卒業後、調理師免許を取り神楽坂の和食店で腕を振るった。 
 ランチは7種類。特に今人気なのが写真上の「越田のサバ塩焼和膳」(1230円)。塩と鯖のエキスを半世紀近く継ぎ足した特製のつけ汁を使い、伝統製法で作り続けている茨城県波崎・越田の鯖。それを焼いた一品をぜひ。写真下は、店主渾身の料理の数々。右下の「ゆでタンうにわさび」(1100円)は、牛タンを丸々一本香味野菜とともに10時間煮込んで柔らかくしたもの。時計回りで「鶏の唐揚げおろしポン酢味」(790円)、「海老と野菜天ぷら盛合せ」(1890円)、「生ハムのイタリアンサラダ」(990円)……。
 2年前に利酒師になったお酒好き。約100種類のお酒はよりどりみどりで、古千谷の夜は長い。価格はすべて税込み。
【営業時間】午前11時半~午後2時、5時半~10時半。水曜定休【席】43席(うち24席の座敷)

写真上/越田のサバ塩焼和膳
下/「ゆでタンうにわさび」など店主自慢の料理の数々


【交通】日暮里・舎人ライナー「舎人駅」下車7分。駐車場あり