足立朝日

伊藤光汰くん、レスリング東日本大会準優勝

掲載:2008年1月5日号
◆◇「将来の夢は野球選手」
伊藤光汰くん、レスリング東日本大会準優勝

 八千代幼稚園(梅田一丁目)、年長の伊藤光汰君が、11月に開催された第21回東日本少年・少女レスリング選手権大会に出場。準優勝を勝ち取り12月14日、齋藤教育長を表敬訪問した。
  齋藤教育長からガラス製のドラエモンの盾を受け取ると、光汰君は嬉しそうに、にっこりと笑った。
試合での勇姿
  同大会は幼児から一般の部までの階級別競技。
20キロない光汰君が出場したのは全国でもハイレベルといわれている21キログラム級。
  乳児期に病弱だった光汰君。お父さんは「レスリングは体全体を動かす競技なので健康のために良いと思いました。見学に行ったらすぐにヤル気になりました」、とレスリングを始めたきっかけを話す。
  週3回の過酷な練習に重ね、電車で1時間半かかる場所にある「高田道場」に通っている。病弱な光汰君は電車の中で吐きながらも、それでも「帰る」とは言わなかったそう。
  齋藤教育長からの「将来の夢は?」の問いに「野球選手になりたい」と無邪気に応え、応接室は笑いに包まれた。
  光汰君は上沼田公園で、読売ジャイアンツOBなどが講師を務める野球教室、「ジャイアンツアカデミー」の練習にも参加している。


カッコイイ構えにみんな笑顔