足立朝日

警視庁音楽隊

掲載:2008年1月20日号
◆◇警視庁音楽隊カラーガード
聴衆を魅了

 12月20日、北千住駅南口ホールで「警視庁音楽隊・北千住駅前コンサート」が開かれ、400席があっという間にほぼ満席となった。
  高橋正夫署長は「千住管内は優しい人が多く、詐欺師にも優しい。
管内だけで22件、2700万円もの被害があった。近隣に声を掛け合い、事故、犯罪の防止 見事な演奏と演技にアンコールも  にご協力ください。今年を表す1文字は『偽』だったが、おいでになってくださった皆様には感謝の『感』を、『謝』を音楽隊に送りたい」と挨拶し、会場から温かい拍手がわき起こった。
 近藤やよい区長は「残念なことに都内で一番犯罪が多い区。犯罪の28%が自転車の盗難。『ワンチャリ・ツーロック作戦』を展開し、チェーンの鍵を配る活動をしています。区の安心・安全を取り戻したい」と抱負を語った。東日本旅客鉄道㈱北千住駅長の宮本さんは「何かあったらすぐに駅員に声を掛けて」と呼びかけた。
  警視庁音楽隊はディズニーソングや昭和50年代の懐かしい日本レコード大賞受賞曲を披露。駅を利用する人も足を止め、耳を傾けていた。行進曲は警視庁音楽隊カラーガード(通称MEC)も参加し、音楽に合わせ大きなフラッグを高々と上げ、美しく舞う様子に観客も目を奪われていた。