◆◇カンボジアの地雷原をグリーンベルトに
アジアの地雷・不発弾被害を伝える会
昨年9月に綾瀬在住の古家正暢さんが企画し、西新井文化ホールで開かれた「足立発・カンボジア復興支援コンサート」は、多くの来場者とカンボジアからの地雷被害者が交流した。主催の「アジアの地雷・不発弾被害を伝える会」(奥田英朗代表)は、『地雷原をグリーンベルトに』を合言葉に、カンボジアの地雷原を野菜栽培や植林などで緑の大地に生まれかわらせようと活動中。
来日した一行は、コンサートのほか小・中学生との交流や農家などを見学して帰国した。地雷で片足をなくしたチャン・ルンさんは元ポル・ポト兵で高級将校だった。帰国後、日本での講演会や農家の話を熱く語り、日本の方式をとり入れたいと言っている。奥田さんは「加害者も被害者も皆悲しい思い出を引きずっています。彼は1本しかない足で30ヘクタール(約9万坪)の土地で作付けをし、農協の組合長で、町長さんです。でも、小さな土地でよいものを作る努力がしたい、下呂の山の中のトマト農家のようにと語っています」という。「機会を与えてくれた、日本と足立区と支援者の方に感謝の気持ちでいっぱいです」と奥田さんは話す。
現在も人手不足、資金不足で奥田さんは多忙な日々を送っている。植樹、育苗など人や牛による被害などもあるが、トマトやピーマンも植え始めたそうだ。同会への賛助は郵便口座番号00150・6・356852アジアの地雷・不発弾被害を伝える会
アジアの地雷・不発弾被害を伝える会
昨年9月に綾瀬在住の古家正暢さんが企画し、西新井文化ホールで開かれた「足立発・カンボジア復興支援コンサート」は、多くの来場者とカンボジアからの地雷被害者が交流した。主催の「アジアの地雷・不発弾被害を伝える会」(奥田英朗代表)は、『地雷原をグリーンベルトに』を合言葉に、カンボジアの地雷原を野菜栽培や植林などで緑の大地に生まれかわらせようと活動中。
来日した一行は、コンサートのほか小・中学生との交流や農家などを見学して帰国した。地雷で片足をなくしたチャン・ルンさんは元ポル・ポト兵で高級将校だった。帰国後、日本での講演会や農家の話を熱く語り、日本の方式をとり入れたいと言っている。奥田さんは「加害者も被害者も皆悲しい思い出を引きずっています。彼は1本しかない足で30ヘクタール(約9万坪)の土地で作付けをし、農協の組合長で、町長さんです。でも、小さな土地でよいものを作る努力がしたい、下呂の山の中のトマト農家のようにと語っています」という。「機会を与えてくれた、日本と足立区と支援者の方に感謝の気持ちでいっぱいです」と奥田さんは話す。
現在も人手不足、資金不足で奥田さんは多忙な日々を送っている。植樹、育苗など人や牛による被害などもあるが、トマトやピーマンも植え始めたそうだ。同会への賛助は郵便口座番号00150・6・356852アジアの地雷・不発弾被害を伝える会