足立朝日

足立成和信金全店で SDGsの 3つの取組みスタート

掲載:2023年7月5日号
 足立成和信用金庫(土屋武司理事長)が、6月15日(木)の「信用金庫の日」からSDGsの取組みとして「フードドライブ」の常設化、「こどものみらい古本募金」への参加(11月11日まで)、生理用品寄付活動「サニタリーポスト」の実施をするため、全店舗・プラザ(区内20店・3プラザ)に回収用の「おせっかいボックス」を設置した。
 フードドライブは、家庭で余っている食品を学校や職場に持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設などに寄付する活動で、同信金では2021年から各種イベントに併せて行ってきた。過去9回で1452㎏(1601個)を回収、足立区NPO活動支援センターなどへ持ち込み寄付をしてきた。
 こどものみらい古本募金は、内閣府と㈱バリューブックスが行っている取組みで、読み終えた本(ISBN=国際標準図書番号が入っているもの)やDVD、CDアルバム、ゲームソフトを業者が査定し、査定額が寄付金になる。こどもの未来応援基金として、学びの機会や衣食住が十分ではない子どもたちの支援のために使われる。
 サニタリーポストは、家庭環境や経済的な理由により生理用品が購入できない、または限られた収入の中で購入しなければならず優先度が高くない女性がいるという社会問題に対し、「悩んでいる女性の力になりたい」という信金女性職員の想いから生理用品の寄付の受付けを決めた。寄付された新品もしくは未開封の生理用品はNPO活動支援センターを通じて男女参画プラザに寄付し、必要とする人に配布される。
 いずれも、回収の際の諸注意など詳細については同信金ホームページで確認、または近くの店舗に問い合わせを。

写真/回収用の「おせっかいボックス」をご利用ください(左/土屋理事長)=入谷支店で