◆◇千寿桜堤中2年生 足立朝日で記者体験
千寿桜堤中学校(高橋和夫校長、柳原二丁目)2年生の木島宅朗君、藤次のどかさん、中村竣一君が、職場体験の職種として新聞記者を希望。昨年11月27日~29日、足立朝日の記者に同行した。
初日から齋藤幸枝・教育長(12月5日「人」欄掲載)を取材することになり、少々緊張気味の3記者。「1校の改築に20億円の予算が必
わらび座俳優と一緒に(右から)中村君、木島君、藤次さん
要だが、改築は急務であること」などの話に熱心に聴き入った。「物事を知ることで選択の幅が広がり、人生も豊かになる。部活も勉強も一生懸命頑張って」とのエールに3記者は力強くうなずいた。
続いて社会福祉協議会の鈴木恒年会長を訪問(1月5日「人」掲載)。社協の仕組みや仕事内容を学んだ。核家族や独居高齢者の増加により、社協が果たす役割が大きい現実に、3記者は神妙な面持ち。
2日目は男女参画プラザで、男女共同参画推進課行動計画担当係長・中山紀子さんに「ワーク・ライフ・バランス」について話を聴いた。仕事と家庭のバランスを取り、男女ともに子育ても仕事もすることで、より良い人生を送れることが望まれている。3記者もまた、それが当然という認識があり、中山係長の説明に何度も相槌を打った。
続いて、元都会議員で、現在、伝統文化日本舞踊教室「樹の会」などの文化事業に貢献する中川外行会長を取材(今号2面)。日舞や趣味の写真撮影、議員時代の話など知らない世界に触れた3記者は満足気。
この日最後は、西新井法人会(野口節会長)主催の「税を考える週間講演会」を取材。村上和雄講師による「遺伝子」の話に圧倒された。人間の手ではあり得ない命の仕組みを解説し、「命の素晴らしさ・大切さ」について語る村上氏に、3記者は熱い視線を送った。
最終日は、梅島町会の小野田勝次会長を取材(12月5日掲載)。多忙な町会長としての話だけではなく、戦時中に海軍で
「回天」を輸送した話にも触れ、戦争の悲惨さを語る小野田会長を、3記者は真っ直ぐにみつめた。
続いて、学校鑑賞事業の一環で3記者も観劇した「坊っちゃん!」の俳優取材のため、シアター1010へ。それぞれが心に残った俳優として、藤次記者はマドンナ役の若松ゆえさん、木島記者は校長役の佐々木梅治さん、中村記者は生徒役の小林涼子さんにアタック。初めての一対一の取材に緊張しながら、上手に相手の話を引き出した。
最後は、同劇場で上演中の「野鴨」(10月20日掲載)を、笹部博司プロデューサーの好意で観劇。俳優たちの息遣いが感じられる距離で、学芸記者としての目を養った。
3日間、遅くまで頑張った3人は、「人への接し方やコミュニケーションの取り方を学んだ」(木島記者)、「相手の話を真剣に聴くことは大切だと感じた」(藤次記者)、「取材する大変さと、人と出会う素晴らしさを体験した」(中村記者)と感慨深げに話した。

初日から齋藤幸枝・教育長(12月5日「人」欄掲載)を取材することになり、少々緊張気味の3記者。「1校の改築に20億円の予算が必
わらび座俳優と一緒に(右から)中村君、木島君、藤次さん
要だが、改築は急務であること」などの話に熱心に聴き入った。「物事を知ることで選択の幅が広がり、人生も豊かになる。部活も勉強も一生懸命頑張って」とのエールに3記者は力強くうなずいた。
続いて社会福祉協議会の鈴木恒年会長を訪問(1月5日「人」掲載)。社協の仕組みや仕事内容を学んだ。核家族や独居高齢者の増加により、社協が果たす役割が大きい現実に、3記者は神妙な面持ち。
2日目は男女参画プラザで、男女共同参画推進課行動計画担当係長・中山紀子さんに「ワーク・ライフ・バランス」について話を聴いた。仕事と家庭のバランスを取り、男女ともに子育ても仕事もすることで、より良い人生を送れることが望まれている。3記者もまた、それが当然という認識があり、中山係長の説明に何度も相槌を打った。
続いて、元都会議員で、現在、伝統文化日本舞踊教室「樹の会」などの文化事業に貢献する中川外行会長を取材(今号2面)。日舞や趣味の写真撮影、議員時代の話など知らない世界に触れた3記者は満足気。
この日最後は、西新井法人会(野口節会長)主催の「税を考える週間講演会」を取材。村上和雄講師による「遺伝子」の話に圧倒された。人間の手ではあり得ない命の仕組みを解説し、「命の素晴らしさ・大切さ」について語る村上氏に、3記者は熱い視線を送った。
最終日は、梅島町会の小野田勝次会長を取材(12月5日掲載)。多忙な町会長としての話だけではなく、戦時中に海軍で
「回天」を輸送した話にも触れ、戦争の悲惨さを語る小野田会長を、3記者は真っ直ぐにみつめた。
続いて、学校鑑賞事業の一環で3記者も観劇した「坊っちゃん!」の俳優取材のため、シアター1010へ。それぞれが心に残った俳優として、藤次記者はマドンナ役の若松ゆえさん、木島記者は校長役の佐々木梅治さん、中村記者は生徒役の小林涼子さんにアタック。初めての一対一の取材に緊張しながら、上手に相手の話を引き出した。
最後は、同劇場で上演中の「野鴨」(10月20日掲載)を、笹部博司プロデューサーの好意で観劇。俳優たちの息遣いが感じられる距離で、学芸記者としての目を養った。
3日間、遅くまで頑張った3人は、「人への接し方やコミュニケーションの取り方を学んだ」(木島記者)、「相手の話を真剣に聴くことは大切だと感じた」(藤次記者)、「取材する大変さと、人と出会う素晴らしさを体験した」(中村記者)と感慨深げに話した。