◆◇想い込め五色桜を学びピアに植樹
あだち・荒川土手に桜を植える会
「足立区を再び桜の名所に」の想いを込めて1月11日、1本の桜が学びピア前に植えられた。植樹したのは「あだち・荒川土手に桜を植える会」(大野邦弘会長)。
かつて荒川土手は桜の名所として、多くの観光客が集まり、桜を愛でていた。戦争や公害などで桜は失われてしまったが、5種類の「五色桜」はワシントン・ポトマック河畔に贈られた。
土をかける事務局長の
石川さんと次長の小田さん
5年前、「区民が胸を張れる、誇りにできるものがない。外から人が来る名所を」と会を結成。だが、活動を始めてみると障害だらけだった。管理などの問題から区は難色を示し、桜の根が堤防を壊すとして、国交省の許可も下りなかった。
状況が変わったのは昨年8月、緑化に積極的な近藤やよい区長との面会がきっかけ。話は一気に進んで、里帰り桜を学びピアの敷地に、会が寄贈する形で今回の植樹が実現した。
土がかけられた瞬間、会員たちからは感極まった拍手が起こった。「1本、シンボルの桜を植えたいと頑張ってきた。ゆくゆくは荒川と隅田川の土手に植えていきたい」という。
植樹は五色桜の一つで、八重に似た花弁の「福禄寿」。今年の4月中旬には花が見られそうだ。

植樹した苗木の前で。前列左が大野会長
あだち・荒川土手に桜を植える会

かつて荒川土手は桜の名所として、多くの観光客が集まり、桜を愛でていた。戦争や公害などで桜は失われてしまったが、5種類の「五色桜」はワシントン・ポトマック河畔に贈られた。
土をかける事務局長の
石川さんと次長の小田さん
5年前、「区民が胸を張れる、誇りにできるものがない。外から人が来る名所を」と会を結成。だが、活動を始めてみると障害だらけだった。管理などの問題から区は難色を示し、桜の根が堤防を壊すとして、国交省の許可も下りなかった。
状況が変わったのは昨年8月、緑化に積極的な近藤やよい区長との面会がきっかけ。話は一気に進んで、里帰り桜を学びピアの敷地に、会が寄贈する形で今回の植樹が実現した。
土がかけられた瞬間、会員たちからは感極まった拍手が起こった。「1本、シンボルの桜を植えたいと頑張ってきた。ゆくゆくは荒川と隅田川の土手に植えていきたい」という。
植樹は五色桜の一つで、八重に似た花弁の「福禄寿」。今年の4月中旬には花が見られそうだ。

植樹した苗木の前で。前列左が大野会長