「酉の市」発祥の地としても知られる花畑の「大鷲神社(花畑7-16-8、TEL3883・2908)」。通常は12年に一度、酉年に「式年大祭」が行われるが、「それでは下の世代への文化継承が難しい」という氏子町会の声もあり、今年「例大祭」という名前で6年毎に開催することを決めた。日程は10月7日(土)と8日(日)。7日(土)に御霊入れ、8日(日)に神輿渡御が行われる。
花畑と南花畑の氏子地域を神社神輿が渡御するが、その距離は約10㎞にもおよび区内最長と言われている。午前8時に宮出した神輿は、綾瀬川沿いを長崎バウムクーヘンの店舗そばの交差点まで南下、ベルクス南花畑店そばの交差点から北上し、特別養護老人ホーム足立新生苑周辺を通り、空も暗くなる午後6時に宮入する。
10町会1500人以上の担ぎ手たちが、入れ替わりながら神輿を担ぐ姿は圧巻。神輿の屋根には、「鳳凰」ではなく珍しい「鷲」が付いているので見て欲しい。その他、境内では露店も出て賑わう。濱中厚生宮司(79)は「今回、式年大祭から6年ぶりに開催される初の例大祭です。文化継承はもちろんですが、ここ数年のコロナ禍の閉塞感を吹き飛ばすお祭りになればと思います」と話す。
【交通】竹ノ塚駅東口、綾瀬駅西口から東武バス「花畑団地」行きで終点下車、徒歩10分。
写真/賑わう神輿渡御

10町会1500人以上の担ぎ手たちが、入れ替わりながら神輿を担ぐ姿は圧巻。神輿の屋根には、「鳳凰」ではなく珍しい「鷲」が付いているので見て欲しい。その他、境内では露店も出て賑わう。濱中厚生宮司(79)は「今回、式年大祭から6年ぶりに開催される初の例大祭です。文化継承はもちろんですが、ここ数年のコロナ禍の閉塞感を吹き飛ばすお祭りになればと思います」と話す。
【交通】竹ノ塚駅東口、綾瀬駅西口から東武バス「花畑団地」行きで終点下車、徒歩10分。
写真/賑わう神輿渡御