あだち区民大学塾の講座「徳川家とあだち」が9月18日(月・祝)、学びピア講堂で開かれた。主催はNPO法人あだち学習支援ボランティア「楽学の会」、足立区、区教育委員会。
講師は「お江戸ル・ほーりー」としておなじみ、足立区出身の歴史作家・女優の堀口茉純さん。江戸文化に造詣が深く、Eテレ「知恵泉」やNHKラジオ第1「DJ日本史」などでも活躍している。同講座の講師は1年ぶりで、手作りの徳川家陣羽織を着て登壇した。
放送中の大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康への関心が高まっているが、足立区には徳川家ゆかりの地が数多くある。堀口さんは浮世絵など江戸時代の資料を使い、親しみやすい表現を散りばめながら、わかりやすく解説。日光街道や千住宿の重要性、千住大橋と伊達政宗の関わりなど有名なエピソードだけでなく、将軍家の鷹狩り場や、8代吉宗お気に入りの茶屋が千住5丁目辺りにあったなどの逸話も。
また、自身の著書「TOKUGAWA 15(フィフティーン)~徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本~」(草思社)から、徳川将軍15人の一覧表を引用。歴代将軍の人柄や遺骨から判明している血液型、あだ名の由来など、博識な堀口さんならではのユニークで奥深い話に、約100人の参加者は熱心に聞き入った。
最後は「足立区は意外と歴史、文化が詰まった土地です」と、地元と歴史への愛を込めて締めくくった。
写真/三つ葉葵の家紋が入った手作りの陣羽織で講演した堀口さん

放送中の大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康への関心が高まっているが、足立区には徳川家ゆかりの地が数多くある。堀口さんは浮世絵など江戸時代の資料を使い、親しみやすい表現を散りばめながら、わかりやすく解説。日光街道や千住宿の重要性、千住大橋と伊達政宗の関わりなど有名なエピソードだけでなく、将軍家の鷹狩り場や、8代吉宗お気に入りの茶屋が千住5丁目辺りにあったなどの逸話も。
また、自身の著書「TOKUGAWA 15(フィフティーン)~徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本~」(草思社)から、徳川将軍15人の一覧表を引用。歴代将軍の人柄や遺骨から判明している血液型、あだ名の由来など、博識な堀口さんならではのユニークで奥深い話に、約100人の参加者は熱心に聞き入った。
最後は「足立区は意外と歴史、文化が詰まった土地です」と、地元と歴史への愛を込めて締めくくった。
写真/三つ葉葵の家紋が入った手作りの陣羽織で講演した堀口さん