11月3日(金・祝)、綾瀬1丁目にある綾瀬プルミエ(勤労福祉会館)2階ホールで、特別選者に結社「野火」主宰の菅野孝夫氏を迎え、足立区俳句連盟(小谷武生会長)が主催する第148回秋季足立俳句大会が開催された。
110人から投句された330句の中から、長束フミ子さんの作品に特別選者の菅野孝夫氏により「天」賞が、また出席者70人の互選により佐伯弘子さんの作品が足立俳句連盟賞(1位)に選ばれた。
大会は、矢作十志夫同連盟副会長の司会で午前10時半から始まり、特別選者の菅野孝夫氏の紹介と挨拶の後、小谷会長が「足立区俳句連盟は昭和25年(1950年)4月に誕生し、そうそうたる特別選者を迎えて続いて来た。来秋には150回となる。心にしみる俳句を作って迎えよう」と挨拶。
初回から参加している青山丈顧問(前連盟会長)らの紹介の後、約1時間の選句に入り、午後から出席者全員が選んだ1人5句を披講。約2時間後に、各賞を発表した。
入賞は以下の通り(敬称略)
◇特別選者「天」賞=これぞ秋風豆腐屋のラッパかな(長束フミ子)
◇同「地」賞=夫に名を呼ばれたやうな秋の暮(福島三枝子)
◇同「人」賞=孫誕生の記念樹の柿を剥く(馬場馬子)
◇第一位(足立俳句連盟賞)=一枚を脱いで小春をまといけり(佐伯弘子)
◇第二位(足立区長賞)=てのひらに水のかたちの新豆腐(菅沼里江)
◇第三位(足立区議会議長賞)=弁当にはちきれそうに秋つめて(鈴木サキ子)
◇第四位(教育委員会賞)=手を振れば帽子輪をかく大花野(浦本幸子)
◇第五位(文化団体連合会賞)=紺碧の空あつめたる秋の茄子(矢作十志夫)
写真上/右から小谷会長、菅野氏、青山顧問
中/菅野氏(右)から賞を受ける長束さん
下/選句に集中する選者たち

大会は、矢作十志夫同連盟副会長の司会で午前10時半から始まり、特別選者の菅野孝夫氏の紹介と挨拶の後、小谷会長が「足立区俳句連盟は昭和25年(1950年)4月に誕生し、そうそうたる特別選者を迎えて続いて来た。来秋には150回となる。心にしみる俳句を作って迎えよう」と挨拶。

入賞は以下の通り(敬称略)
◇特別選者「天」賞=これぞ秋風豆腐屋のラッパかな(長束フミ子)
◇同「地」賞=夫に名を呼ばれたやうな秋の暮(福島三枝子)
◇同「人」賞=孫誕生の記念樹の柿を剥く(馬場馬子)

◇第二位(足立区長賞)=てのひらに水のかたちの新豆腐(菅沼里江)
◇第三位(足立区議会議長賞)=弁当にはちきれそうに秋つめて(鈴木サキ子)
◇第四位(教育委員会賞)=手を振れば帽子輪をかく大花野(浦本幸子)
◇第五位(文化団体連合会賞)=紺碧の空あつめたる秋の茄子(矢作十志夫)
写真上/右から小谷会長、菅野氏、青山顧問
中/菅野氏(右)から賞を受ける長束さん
下/選句に集中する選者たち