◆◇氷張る寒さのなか文化財防火演習
明王院で足立消防署
文化財防火デーの1月26日朝、明王院(梅田四丁目)で足立消防署による消防演習が行われた。
文化財防火デーは昭和24年の同日、奈良の法隆寺金堂十二面壁画が焼失したことから昭和30年に定められたもので、毎年全国各地で演習が行われている。
当日は池に氷の張る冷え込みの中、本堂から出火したとの想定で開始。松崎隆副住職が通報 赤不動の屋根に一斉放水 し、災害時支援ボランティア5人とともに初期消火や宝物の運び出しにあたった。ポンプ車2台が駆けつけ、足立消防団第12分団10人と署員が消火活動を実施。本堂屋根に向けて一斉放水した。
本堂の色から「赤不動」として知られる同寺は平安末期1178年の創建で、本堂は老朽化により昭和48年に再建。如意輪観音像は室町時代の彫刻として、都の有形文化財に指定されている。
松崎副住職は「昔から寺はろうそくや護摩など火を使うところ。普段から気をつけているが、今回の訓練を生かしていきたい」と話す。
明王院で足立消防署

文化財防火デーは昭和24年の同日、奈良の法隆寺金堂十二面壁画が焼失したことから昭和30年に定められたもので、毎年全国各地で演習が行われている。
当日は池に氷の張る冷え込みの中、本堂から出火したとの想定で開始。松崎隆副住職が通報 赤不動の屋根に一斉放水 し、災害時支援ボランティア5人とともに初期消火や宝物の運び出しにあたった。ポンプ車2台が駆けつけ、足立消防団第12分団10人と署員が消火活動を実施。本堂屋根に向けて一斉放水した。
本堂の色から「赤不動」として知られる同寺は平安末期1178年の創建で、本堂は老朽化により昭和48年に再建。如意輪観音像は室町時代の彫刻として、都の有形文化財に指定されている。
松崎副住職は「昔から寺はろうそくや護摩など火を使うところ。普段から気をつけているが、今回の訓練を生かしていきたい」と話す。