足立朝日

日本人女性史上初の三段跳びで パリ五輪出場を目指す 内田建設(竹の塚)所属の 森本麻里子さん

掲載:2023年12月5日号
 今年、陸上の三段跳びで大活躍した選手がいる。竹の塚5丁目にある内田建設㈱に所属する森本麻里子さん(28)だ。
 森本さんは、シーズン前半に自身初となる室内を転戦。そこで日本室内記録の13m66㎝を記録。屋外シーズンが始まると、6月に大阪で行われた日本選手権では24年ぶりとなる日本新記録14m16㎝で大会5連覇を達成し、大会最優秀選手賞にも選ばれた。さらに9月に中国で行われたアジア大会では13m78㎝で3位に入り、日本人女性初となるメダルを獲得した。
 大活躍のシーズンを過ごした結果、世界ランキングも15位(10月時点)まで浮上。来年6月に開催される日本選手権で3位以内に入り、世界ランキングが32位以内ならパリ五輪に三段跳びで日本人女性史上初の出場が決まる。
 11月24日(金)には区役所を訪れ、近藤区長を表敬訪問。森本さんは「五輪出場に向けて、ランクの高い大会に出場し、世界ランキング上位をキープできるように頑張っていきたい」と話した。

写真/日本選手権での森本さん
=(C)Okada Tomohiko