膝股関節の最先端医療を行う整形外科医・杉本和隆医師(苑田会人工関節センター病院長)が10月7日、東京芸術センター天空劇場で講演を行った。主催=㈱日本典礼(宮地正治会長/NPO法人サポート倶楽部「絆」理事長)。
「杉本和隆Dr.をお迎えして」と命名された講演会の演題は「膝の生涯現役をサポートする最先端医療」「自宅で出来る治療からAIロボットの手術まで」。杉本医師は、全国に3000万人の患者がいるとされる変形性膝関節症や、O脚・Ⅹ脚、坐骨神経痛などについて解説。手術療法の一つとして、同氏が海外で行った手術例も挙げながら、主に人工膝関節置換術について紹介した。
当日は、玉ノ井親方(元栃東)、武藤敬司氏(元プロレスラー)、宮城野親方(元横綱白鵬)が順次登壇して杉本医師と対談し、会場を沸かせた。3人は現役中に膝の怪我で同氏による手術を体験。そこに至るまでの経緯や苦悩、手術後にリハビリ・トレーニングを重ねて現役に復帰した想いなどについて話した。杉本医師は「人工膝関節を入れても、どのようにして現場復帰を実現するか」を考えながら、理学療法士と協力して治療に当たることから、3人は厳しいながらも幸せな現役生活を終えることができ、異口同音に感謝の言葉を伝えた。
工藤てつや足立区議会議長、土田慎衆議院議員も駆け付け、自身の体験を交えた挨拶をした。
同院の高橋遼理学療法士による「リハビリについて」の講演もあり、「膝の筋力をつけるには、膝を伸ばす運動が効果的」というヒント、「手術前後の歩き方の違い」の映像などが紹介された。
力士俳優の田代良徳さんと澤田賢澄さんは、四股・摺足・取組などを披露し、その迫力に会場から大きな拍手が起こった。
会場の外では、苑田会の理学療法士らが待機して来場者の体力テストを行い、健康相談に乗った。
盛りだくさんの一日を、来場者は笑顔で楽しんだ。
写真上/杉本医師

玉ノ井親方

武藤氏

宮城野親方

高橋理学療法士

当日は、玉ノ井親方(元栃東)、武藤敬司氏(元プロレスラー)、宮城野親方(元横綱白鵬)が順次登壇して杉本医師と対談し、会場を沸かせた。3人は現役中に膝の怪我で同氏による手術を体験。そこに至るまでの経緯や苦悩、手術後にリハビリ・トレーニングを重ねて現役に復帰した想いなどについて話した。杉本医師は「人工膝関節を入れても、どのようにして現場復帰を実現するか」を考えながら、理学療法士と協力して治療に当たることから、3人は厳しいながらも幸せな現役生活を終えることができ、異口同音に感謝の言葉を伝えた。
工藤てつや足立区議会議長、土田慎衆議院議員も駆け付け、自身の体験を交えた挨拶をした。
同院の高橋遼理学療法士による「リハビリについて」の講演もあり、「膝の筋力をつけるには、膝を伸ばす運動が効果的」というヒント、「手術前後の歩き方の違い」の映像などが紹介された。
力士俳優の田代良徳さんと澤田賢澄さんは、四股・摺足・取組などを披露し、その迫力に会場から大きな拍手が起こった。
会場の外では、苑田会の理学療法士らが待機して来場者の体力テストを行い、健康相談に乗った。
盛りだくさんの一日を、来場者は笑顔で楽しんだ。
写真上/杉本医師

玉ノ井親方

武藤氏

宮城野親方

高橋理学療法士