日本青年会議所の主催で全国の高校生を対象にした政策コンテスト「政策甲子園」が7~9月にかけて行われ、第四中学校卒業生4人で出場したチーム「15歳の提言」が「設定テーマ部門:デジタルを駆使した新たな選挙」で最優秀チームに選ばれた。メンバーは堀井爽夏さん、山田美幸さん、戸嶋梨夏さん、伊丹真さん。生徒会長だった堀井さんが、中学時代に公民の授業で模擬選挙・議会を一緒に体験した元生徒会メンバーを中心に声を掛けた。
コンテストは書類審査を通過した10チームが国会議事堂で演説する本戦大会に進み、そこから3チームがインターネット投票を用いた国民投票方式で決勝大会を行った。
同チームは、政策テーマとして「未来型×現代型ハイブリッド政策で新しい社会への第一歩を」掲げた。未来型は、教えて育てる受動的教育ではなく、自ら学び育つアクティブラーニング型として「模擬選挙」を提言。立候補から議会まで民主政治的プロセスを肌で学び、有識者意識の芽生えから将来的な若者投票率の向上、未来の日本を背負う人材の育成を実現する。
現代型は「デジタル選挙」を提言。デジタル選挙の課題であるサイバー攻撃や情報漏洩、改ざんをマイナンバーカードによるネット本人認証や、選挙中に何度でも投票可能にして最後の投票のみ有効にするなど、新しい選挙システムへと変える。若者が先頭に立ちながら全ての人の声が政治に反映される社会をと訴えかけた。
11月26日(日)には、足立区議会の協力で、同議場を使い「モギ区長選挙」を実施。約30人がグループに分かれ足立区を良くするための政策を考え立候補し、立会演説を行い、実際の投票システムを用いて模擬選挙をした。堀井さんは「とてもチャレンジングでしたが、区議会議員の方たちも協力してくれて、やってよかった。今後も若者の政治意識向上のために、こういった企画を開催していけたら」と話した。
写真上/国会議事堂で演説する堀井さんら
15歳の提言メンバー
下/モギ区長選挙の様子

同チームは、政策テーマとして「未来型×現代型ハイブリッド政策で新しい社会への第一歩を」掲げた。未来型は、教えて育てる受動的教育ではなく、自ら学び育つアクティブラーニング型として「模擬選挙」を提言。立候補から議会まで民主政治的プロセスを肌で学び、有識者意識の芽生えから将来的な若者投票率の向上、未来の日本を背負う人材の育成を実現する。
現代型は「デジタル選挙」を提言。デジタル選挙の課題であるサイバー攻撃や情報漏洩、改ざんをマイナンバーカードによるネット本人認証や、選挙中に何度でも投票可能にして最後の投票のみ有効にするなど、新しい選挙システムへと変える。若者が先頭に立ちながら全ての人の声が政治に反映される社会をと訴えかけた。

写真上/国会議事堂で演説する堀井さんら
15歳の提言メンバー
下/モギ区長選挙の様子