足立朝日

古千谷小 アルミ缶集め車椅子を寄付

掲載:2008年3月5日号
◆◇古千谷小 アルミ缶集め車椅子を寄付
 古千谷小学校の6年生が地域の人から支援を受け、1年間アルミ缶を集め1台の車椅子と交換。その車椅子を「特別養護老人ホーム・伊興園」に2月12日、6年生の児童が訪れ、寄贈した。
 児童は「私たちを孫のように思ってくれるとうれしい」と挨拶し、「ふる里のうた」を伊興園のお年寄りと一緒に歌った。また、児童たちは「Wダッチ」という2本の大縄を交互に回し、代わる代わる縄の中に入り飛ぶ、という難技を披露。歓声と拍手がわいた。
 児童とお年寄りはけんだまとお手玉で仲良く交流。同園の園長の竹下さんは「みんなと遊び、高齢者の方々は昔遊びを思い出してくれました。みなさんの1年間の取り組みもほんとうにうれしかった。立派な車椅子をどうもありがとう。高齢者と交流しようと練習してきてくださってうれしく思います」と児童たちにお礼を述べた。
  同小の小川玲子教諭は、「お年寄りが感動している姿を見て、子どもたちが感動してた。そんな子どもたちを見てまた感動しました」と感慨深げに話す。


難しいダブルダッチを難なく飛ぶ児童