足立朝日

あだち俳壇 新選者 「門」主宰 鳥居真里子氏

掲載:2024年3月5日号
 鳥居真里子氏は、1948年(昭和23年)足立区に生まれる。姉、鈴木節子の勧めで、1987年、「門」創刊とともに入会。義理兄の鈴木鷹夫に師事。韻文精神である俳句の基本を学ぶ。その後、「門」同人となる。
 1999年、縁あって坪内稔典代表「船団」へ入会。変幻自在な俳句の精神に触れながら、わが道を歩む。「船団」は2022年をもって散在となる。「門」二代目の主宰だった鈴木節子の後を継ぎ、2020年「門」の主宰となり現在に至る。
 句集に「鼬の姉妹」「月の茗荷」。共著に「鑑賞・女性俳句の世界」第二巻。脚註シリーズ「鈴木鷹夫集」。「かくれんぼ」30句にて第12回俳壇賞受賞。『鼬の姉妹』にて第8回中新田俳句大賞受賞。現在、「俳壇賞」の選者。俳人協会・幹事。
 鳥居氏は「亡き柴原保佳氏、小谷武生氏の後を継ぎ、足立区の皆様にもっと十七音の魅力が伝わるとうれしいです。非力ですが、頑張ります」と語っている。
◆4月号から「あだち俳壇」を再開します。
〈投稿方法〉はがき1枚に3句まで。未発表・未投稿のものに限ります。住所・氏名を明記し、〒120-0026 足立区千住旭町8-13「足立朝日 あだち俳壇」係まで。3月18日(月)必着。

写真/「あだち俳壇」の新選者鳥居真里子氏