足立朝日

日韓朝友好親善 サッカー交流会

掲載:2024年3月5日号
 2月11日(日・祝)、総合スポーツセンターで足立区サッカー協会(小林茂会長)主催の「第20回日韓朝友好親善サッカー交流会」が4年ぶりに開催され、12歳以下の少年の部と15歳以下の中学生の部で各3試合が行われた。
 この交流試合はサッカー
を通して、在日韓国・朝鮮の人たちとの相互理解と友好親善を願い、毎年開催されてきた。第1回に出場した梅田出身で在日韓国人3世の康裕美さん(32)は韓国でプロサッカー選手になり、2015年の女子ワールドカップに韓国代表として出場するなど歴史のある交流会だ。
 少年部の試合では、足立区少年部選抜の攻撃力が爆発。東京韓国学校初等部、FCコリア初級と両チームに6対0で勝利。堅い守備も目立った。東京韓国学校初等部と、FCコリア初級の試合は0対0で引き分けた。
 また、中学生の部は足立区U-15選抜が東京朝鮮初中級学校に0対0と引き分け、足立区中体連に1対0で勝利。東京朝鮮初中級学校は足立区中体連に対して6対1と圧倒した。
 表彰式では子どもたちに賞状やトロフィー、メダルなどが手渡された。
 足立区少年部選抜の岸澤柊也主将(小5)は「今回はチームの雰囲気が良く、勝てて良かった」、日景琉偉くん(同)は「対戦相手の身体が強かったけれど、3ゴール決めることができた。次はもっとイメージ通りのゴールが出来るように努力していきたい」と話した。
 各賞は次の通り。
▼足立区長賞=東京韓国学校初等部▼足立区議会議長賞=FCコリア初級部▼足立区サッカー協会会長賞=足立区少年部選抜

写真/日韓朝の少年部の試合に出た選手たち=
総合スポーツセンターで