足立朝日

シアター1010「ワインガールズ」上演 区内店舗コラボで塩尻ワイン試飲会も

掲載:2024年4月5日号
 ワイン醸造に青春をかけた女子高生たちの物語「ワインガールズ」が、シアター1010で上演される。これは、実話をもとにした松山三四朗の小説「ワインガール」(ポプラ社刊)が原作。昭和18年にワイン造りを始め、ブランドワイン「KIKYO」が国産ワインコンクールで銅賞を受賞し、高い評価を得ている塩尻志学館高校をモデルに、女子高生たちの恋と友情、ワイン醸造への情熱を描いた物語だ。塩尻とワインの歴史、戦争とワインの関係、ワインガールズと開拓者の繋がりも描かれ、見応えのあるストーリーとなっている。
 脚本・演出は、昨年同劇場で上演された「珈琲いかがでしょう」を手掛けた菅野臣太朗。主な出演者は、加藤夕夏(元NMB48)、上西恵(同)、月影瞳(元宝塚)、辰巳琢郎ほか。
【日時】4月26日(金)=午後6時30分▼27日(土)・28日(日)=正午・★午後5時30分▼29日(月祝)=★午後1時30分▼30日(火)休演▼5月1日(水)=午後6時30分▼2日(木)午後1時30分★=トークショー予定【料金】SS席(特典付)9900円、S席8800円、A席6600円、B席4400円【チケット・問合せ】TEL0570・550・799(キョードー東京)【詳細】下記QRコードから。
 同作品を上演するにあたり、足立区・足立区観光交流協会が後援、ワインを取り扱う千住の飲食店がタイアップ。塩尻市の協力により、27日(土)・28日(日)に、同劇場ホワイエで塩尻ワインの試飲会が行われる。出演者の斉藤レイは「女性好みで甘くスッキリとした味わい」と塩尻ワインの感想を語る。辰巳・加藤をはじめワイン通のキャストが揃い、舞台を盛り上げる。
 なお、これを機会に千住の飲食店で塩尻ワイン取り扱い店舗を拡大予定。公開期間中に「カフェ寛味堂」(千住4‐21‐4/千住ほんちょう公園傍)等で味わうことができる。