足立朝日

江北地域の卒業生を バルーン・リリースで祝う

掲載:2024年4月5日号
 3月上旬から下旬にかけて江北地区の小・中学校3校で「卒業生に贈るバルーン・リリース」が行われた。主催は地域にエールを送る会と青少年対策江北地区委員会。
 今年で4回目の開催になるこの企画は、新型コロナウイルスの影響で地域行事や祭礼、学校行事などが中止や規模縮小され、特に最終学年の小中学生にとっては思い出が少ない状態で卒業を迎えてしまうのは、あまりにも可哀想だということで始まった。
 3月8日(金)に江北小で82人、18日(月)に江北桜中で137人の卒業生たちが空に向かってバルーンを放った。25日(月)にも扇小で54人がリリースをする予定だったが、雨天のためバルーンを持ち帰ってもらった。
 子どもたちは、空高く消えていくバルーンに学校での思い出を乗せて見つめていた。

大空へバルーンを飛ばす子どもたち
=江北桜中で