足立朝日

日本ユース・ライトフライ級王者 坂間叶夢選手 急死

掲載:2024年4月5日号
 2月5日号1面で紹介した足立区出身・在住のボクシング選手、坂間叶夢さんが3月16日に急死した。享年20歳。その2日後の18日に後楽園ホールで、プロ10戦目で初の防衛戦「フェニックスバトル112」が行われる予定で、1月の取材でも「しっかり勝つ」と力強く語っていたばかりだった。
 弘道第一小、第十一中、淵江高校を卒業後、ワールドスポーツボクシングジム(竹の塚)に所属。昨年7月、日本ユースライトフライ級チャンピオンの座を獲得し、9戦全勝(8KO)の戦績だった。日本ライトフライ級3位、WBA9位、IBF11位、WBC15位で、世界王座を期待されていた。
 3月24日(日)に四ツ木斎場(葛飾区)で行われた告別式には、多くの人が参列し、早すぎる旅立ちを悼んだ。