足立朝日

保育ボランティア大活躍中

掲載:2008年4月5日号
◆◇保育ボランティア大活躍中
区保健総合センター


区内の保健総合センターでは、保育ボランティアが活躍している。
 地域から募った人たちが事前に登録し、保健センター主催の講演会の時など、子どもを預かり保育している。お母さんは息抜きも兼ねてゆっくり講演会に参加でき、子どもたちは親以外と接する機会を持てると好評だ。
 現在25人が登録。昨年4~12月は10回、延べ152人の子どもたちを預かった。看護士や年配の女性、保健センターで実習した高校生や看護大学生も参加している。
 保育中は、学生はおもちゃで遊び相手を、年配の女性は泣きやまない赤ちゃんを楽々あやすなど、お互いに協力しながら安全に面倒を見ている。
 中学時代から参加している小川理沙さん(足立高校3年)は「子どもが大好き。目線の高さが違うのが面白い。泣いていると何をしたいのかわからないのが難しい」と話す。
 松尾玉江さん(70)は「元気をもらって帰る。後で筋肉痛になることもあるが、体が続く限りやっていきたい」と赤ちゃんの笑顔に目を細めた。


泣き声の大合唱にも優しい笑顔