足立朝日

子育てネットワーク

掲載:2008年4月5日号
◆◇子どもの早寝早起き大切
子育てネットワーク

 子育てネットワーク連絡会が3月4日、エルソフィアで開かれた。
  「地域の子どもの生活リズムを考える」をテーマに19年度に3回実施。3回目となるこの日は、東京北社会保険病院の神山潤副院長が「早起き早寝は、なぜ大切?」のテーマで講演した。
  早起きは朝の光を浴びることで子どもの体内時計を整え、脳と体の活動を活発にする。昼間の活動量も増え、夜も早く寝るようになる。
  「早寝早起きは、本来人間の体にとって気持ちのいいこと。あまり厳密に考えず、ある程度いい加減に、気持ちいいことをやればいい。ただし、深夜のコンビニやファミレスは常識外」と神山氏。
  続くシンポジウムでは、子育て中のお母さんが「早寝早起きに生活リズムに変えたら、夜の時間ができて自分にとっても楽。心の安定にも繋がった」と実践の結果を報告した。
  参加者からは「励みになった」など、ママ同士のコミュニケーションの場を喜ぶ声が聞かれた。


神山氏の話を熱心に聞く参加者