足立朝日

竹ノ塚駅高架下に 「EQUiA竹ノ塚」オープン 「竹ノ塚駅周辺」をお散歩

掲載:2024年5月5日号
 5月23日(木)に竹ノ塚駅高架下に新たな商業施設「EQUiA竹ノ塚」がオープンする。今回は「竹ノ塚駅周辺」をお散歩してみよう。

A個性豊かな商店街をコンセプトに24店舗が集積
 竹ノ塚駅が高架化されて、早くも2年が経つ。駅舎も新しくなり、高架下に待ちに待った商業施設「EQUiA竹ノ塚」が5月23日(木)にグランドオープンする。
 「日常に、こころに、彩りを添える個性豊かな商店街」をコンセプトに物販店、カフェを始め飲食店など24店が出店する。鉄道高架の構造を活かしたガラス張りのアーケードの下には異なる色彩の外壁色の店舗が並び、竹ノ塚駅の新たな顔として賑わうことが予想される。
 出店店舗は、ヴィ・ド・フランス、ペッパーランチ、丸亀製麺、ケンタッキーフライドチキン、ミスタードーナツ、マクドナルド、アインズ&トルペ、Hibiya-Kadan Style、不二家、はまけい、京樽、とんかつ新宿さぼてん、横浜くりこ庵、サーティワンアイスクリーム、喜田家六人衆、銀だこハイボール酒場、ファミリーマート、ビアードパパ、スイーツdeスマイル(商標出願中)、おむすび権兵衛、無印良品500、マツモトキヨシ、スターバックス、総合買取サロン タイムレス。
BアットホームなダイニングBAR
 今年2月に尾竹橋通り沿いにオープンした「ダイニングBAR のみ猿」(西竹の塚2-13-9みゆきコーポ102、TEL080・7972・1122)。誰でも気軽に来れるお店をコンセプトに、ランチも営業しているアットホームなBARだ。
 静岡出身の望月潤店主(42)は、これまで洋食、和食、居酒屋と様々な飲食店で経験を積んで独立。「飲食店として竹ノ塚駅西口を盛り上げるため地域貢献したい」と意気込む。
 ランチは4~5種で、いずれもサラダ、小鉢、スープが付いて1100円(税込)。定番の「のみ猿特製カレー」は、家庭的で食べやすく、ポテトサラダ、ほうれん草、味玉がのった一品。トッピングとして柔らかチキン、合鴨、ローストポークから1種類選べる。その他、六町にある「お氣や」の米粉麺を使用した「ヘルシー豆乳担々麺」も数量限定で人気だ。ディナーはビールやウィスキー、焼酎などお酒とおつまみで優雅なひと時を。鮮魚を使ったメニューや塩味のもつ煮などがオススメ。
 店内14席。カウンターで1人で楽しむも良し、テーブルで家族で楽しむも良し。「今後は、どんどん区内のお店の人たちと協力(コラボ)していきたい」と望月店主。
★「本紙持参」で6月末までランチは100円引き、ディナーはファーストドリンク(600円以内)サービス。
【営業時間】午前11時~午後2時半、5時~11時、火曜定休
Cイタリアから取り寄せた釜で焼く本格ピザ
 竹ノ塚駅東口の商店街から1本路地を入ったところに、昨年6月オープンしたイタリアン「TAVETALINA(タベタリーナ)」(竹の塚6-10-8、TEL5856・6090)。イタリアの有名な会社のピザ窯で焼き上げる本格派ピザが食べられると、若い世代を中心に評判を呼んでいる。
 大田将蔵オーナーシェフ(46)は「お客さんに本当においしい料理を提供したい」とイタリアからピザに合う粒子の粗い小麦を仕入れ、日本の小麦と合わせてサクッと軽い食感に仕上がるピザ生地を作る。それを大きなピザ窯で薪を使って焼く。この釜は蓄熱や保温力に優れ、ピザの裏側がしっかりと焼ける。「このピザの裏の香ばしさは釜の中でしかつかない」と大田シェフ。
 ピザは約20種。「水牛モッツアレラミニトマトピザ」(2000円)や「生ハムと目玉焼きのピザ」(1800円)などがオススメ。また、以前日本テレビのヒルナンデスで取り上げられた「ソーセージチーズソース揚げピザ」(1588円)も珍しくて人気だ。
 生地はナポリ風のふっくらハンドトスとローマ風の薄いクリスピーが選べる。平日ランチ限定でハーフ&ハーフの注文も可能。また、平日のみ3980円で90分ピザ・パスタ食べ放題もある。
 店内30席。貸切り、半貸切りも可能なので新年会やパーティーもOK。
★「本紙持参」で5月末まで平日限定ソフトドリンク1杯サービス
【営業時間】午前11時半~午後2時、5時~10時、火曜・第2水曜定休
Dサッカー用具も売ってる写真屋さん
 竹ノ塚駅東口を降りて駅前の大通り1本目の交差点の角にある「カメラのタカギ」(竹の塚1-41-1、TEL3858・1140)は、サッカー用具も販売しているちょっと珍しい写真屋だ。
 代表の髙木優さん(40)は2代目。東京写真材料商業協同組合理事長、足立区サッカー協会事務局長も務める人物だ。時代と共にフィルムカメラからデジタルカメラへ、そして誰でも携帯電話で写真が撮れるようになり、写真屋としてもう1つ何かと考えたとき、小さい頃からやっていたサッカーを生かしてサッカーショップをやろうと約10年前からサッカー用具の販売を始めた。
 写真屋としては、写真のプリント、中古カメラの販売、DVDダビング、古いビデオや写真の複製などを行う。サッカーショップとしては、スパイクやボールなど用具の販売、ユニフォームの作成、ロゴや背番号の貼り直しなどしている。
 卒業記念や卒団記念としてオリジナルTシャツや記念品の作成などの注文も多い。
 サッカーショップをするにあたり、髙木店主はフットケアアドバイザーの資格も取得。どういった靴が合うのか、足に痛みがあるなど足の健康状態の相談などにも対応している。
 「写真屋は昔から町の相談所として重宝されてきました。これからも地域の人たちから何かあったらカメラのタカギへと言われるようなお店として頑張っていきます」と髙木店主。
★「足立朝日を見た」で5月末まで10%オフ(取寄品・チーム用品除く)
【営業時間】午後1時~6時、日~火曜定休

写真A①5月のオープンを待つ「EQUiA竹ノ塚」
B①のみ猿特製カレー
B②お酒と楽しいトークで憩いのひと時を
C①生ハムと目玉焼きのピザ
C②イタリアから取り寄せた釜で焼く本格ピザ
D①「写真のこともサッカーに関することもお任せを」と髙木店主
D②黄色いテントが目印