足立朝日

伝統文化子供講座

掲載:2008年4月20日号
◆◇伝統文化子供講座20人が修了
ふるさと学舎指導

 NPO法人ふるさと学舎主催「平成19年度伝統文化子供講座」終了発表会が3月30日、中川北小学校(沼野みどり校長)で行われた。同講座は、(財)伝統文化活性化国民協会の認可により、同法人が子どもたちに1年間の指導を継続してきたもの。会場には、書道(前田徳治代表)や能面(荒昌二郎代表)の展示もあり、見学者の目を楽しませた。
 実演の部では、老健施設での介護補助文化活動として、日本の折り紙(金子照子代表)、日本古流活花(本領一広代表)、能楽(大熊蘆陰代表)を披露。子供講座発表会では、日舞(中村由美子講師)、民謡(荒昌二郎講師)、箏曲(山本孝子講師)を一生懸命披露する子どもたちの姿に、会場から温かな拍手が送られた。大熊理事長から終了証が手渡されると、20人の子どもたちは笑顔で受け取った。
 トリは勇壮な詩吟剣舞(佐々木久夫代表)。大熊理事長は、「小さなころから本物に触れ、一生懸命学ぶことは素晴らしい」と子どもたちを称賛した。田村真太郎君(第十三中2年)、友里ちゃん(11)、朱理ちゃん(7)兄妹は、中川北小OBと在校生。それぞれ、三味線・箏・民謡などを習っているが、きっかけは母・寿子さんの勧め。これからも楽しみながら続けたいと意欲的に話した。


講師と一緒に笑顔の修了生