足立朝日

日本防災士会 足立支部が発足

掲載:2008年4月20日号
◆◇日本防災士会 足立支部が発足
 日本防災士会足立支部の設立総会が3月16日、区役所13階会議室で行われた。都内では大田区、世田谷区などに続いて5番目の結成となる。現在、足立区には70人の防災士がいる。うち56人が支部結成に賛同し発足。
 設立総会では、顧問の日本防災士会代表幹事の小宮多喜次さんが「防災士のネットワークを作り、地域の危機、防災のために尽力していきたい」と挨拶。支部長の箭内邦安さんは「地域の訓練などに参加し、防災士を認識してもらうように活動していきたい」と話した。
 日本防災士会は地域や職場での減災・防災を担う防災士の全国組織として、平成16年10月に発足した。現在、1万7000人を擁する。足立区では、区内109の第一次避難所に防災士を置き、地域防災力を強化することを目的に資格取得の助成を行っている。
  防災士には、「自助」「共助」を原則として様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、そのために充分な意識・知識・技能を有する者として認められた人が認定される。


神山氏の話を熱心に聞く参加者