美しいピアノの旋律とともに、愛と哀しい運命を歌うソプラノが響くと、足立区内のホールながら、そこは19世紀パリの社交界――。
高級娼婦ヴィオレッタと青年貴族アルフレードの悲恋を描いたオペラ「椿姫」が、8月18日(日)、竹の塚地域学習センターの大ホールで上演された。主催は東京藝術大学OBによる「ミレニアムシンガーズ」。1周年スペシャルサマーコンサートとして、第1部に世界の名曲、第2部に「椿姫」の全幕を抜粋して披露した。
昨年12月の旗揚げコンサート以降、あだちエンターテイメントチャレンジャー支援事業(えんチャレ)登録団体として、数々の無料コンサートを区内で開催。今回はその集大成として、「足立区でオペラを上演」という目標の一つを実現させた。
初めてセットを組んだ舞台の横には、大型モニターを設置して歌詞の日本語訳を表示。小さな子どもから高齢者まで会場を埋めた観客は、物語の世界に魅了されていた。
終演後、「オペラを足立区で、無料で観ることができて本当にうれしい」「オペラや声楽を初めて鑑賞。とてもよい経験ができた」「バリトンの重厚な響き、ソプラノの美しい声、ピアノの情景が浮かぶ演奏を堪能した」といった感想が、メンバーに寄せられた。
代表の石本高雄さんは「お客様に喜んでいただき、本当にうれしい。これからも足立区でクラシック音楽を用いて、より良い街づくりに貢献していきたい」と話す。
来年の8月までに「一大計画足立区音楽プロジェクト」と題し、36回の無料コンサートを実施する予定。
写真/「椿姫」。目の前にパリの社交界が広がる
高級娼婦ヴィオレッタと青年貴族アルフレードの悲恋を描いたオペラ「椿姫」が、8月18日(日)、竹の塚地域学習センターの大ホールで上演された。主催は東京藝術大学OBによる「ミレニアムシンガーズ」。1周年スペシャルサマーコンサートとして、第1部に世界の名曲、第2部に「椿姫」の全幕を抜粋して披露した。
昨年12月の旗揚げコンサート以降、あだちエンターテイメントチャレンジャー支援事業(えんチャレ)登録団体として、数々の無料コンサートを区内で開催。今回はその集大成として、「足立区でオペラを上演」という目標の一つを実現させた。
初めてセットを組んだ舞台の横には、大型モニターを設置して歌詞の日本語訳を表示。小さな子どもから高齢者まで会場を埋めた観客は、物語の世界に魅了されていた。
終演後、「オペラを足立区で、無料で観ることができて本当にうれしい」「オペラや声楽を初めて鑑賞。とてもよい経験ができた」「バリトンの重厚な響き、ソプラノの美しい声、ピアノの情景が浮かぶ演奏を堪能した」といった感想が、メンバーに寄せられた。
代表の石本高雄さんは「お客様に喜んでいただき、本当にうれしい。これからも足立区でクラシック音楽を用いて、より良い街づくりに貢献していきたい」と話す。
来年の8月までに「一大計画足立区音楽プロジェクト」と題し、36回の無料コンサートを実施する予定。
写真/「椿姫」。目の前にパリの社交界が広がる